花のベストシーズン!利尻山登頂と礼文島フラワートレッキング 添乗レポート ~利尻編~
- ツアー名:
- green traveler H.I.S.エコツアー最北に浮かぶ2島の大自然を巡る感動体験! 利尻山登頂と礼文感動トレッキング4日間レベル:中級 【コース難易度:C級 ガイドレシオ:A級】
- ツアー評価:
- 時期:
- 2015年6月
- 名前:
- 杉原 逸平
花のベストシーズン!利尻山登頂と礼文島フラワートレッキング 添乗レポート ~利尻編~
日本の最北に浮かぶ利尻島と礼文島。 利尻山は標高1,721mとそれほど高い山ではないが高緯度にあるため、本州の3,000m級の山に匹敵する植物相と、風格を持っている。 『日本百名山』の著者・深田久弥氏は、「利尻島は利尻山だった」と書いている。また、「島全体が一つの頂点に引きしぼられて天に向かっている。こんなみごとな海上の山は利尻岳だけである」とも称賛している。 別名・利尻富士とも呼ばれ、海上に浮かび立つ円錐形のシルエットはとても美しく、フェリーからいつまでも眺めていたい。裾野は溶岩流の冷え固まった奇岩を見せながら海中へと続いていて、この山が島全体を成していることを実感させる。
利尻山へ!
利尻山への登頂は1日集中。日帰りとしてはハードな12時間だが、正に頂上を目指すその道のりは、彩りに溢れていて飽きることはない。 日本名水百選にも選ばれている甘露泉水、 朝の爽やかな空気と鳥の鳴き声、 木漏れ日が差し込む森で朝ごはん、 花々咲く道を進み木々のトンネルを抜ければ、 見上げる青空と、眼下に広がる雲海! そして、やっと辿り着いた八合目(長官山)から遂にその姿を現す利尻山の山頂!
利尻山頂
木陰の涼しさを感じる避難小屋で休憩とトイレ(携帯トイレ)を済ませ、 いよいよ九合目からが正念場。 急な勾配と、歩きづらいスコリア(もろく滑りやすい火山性の石)を進む。 その先には右側が切れ落ちて補助ロープのある地帯を抜け、 最後の急登を進むと、遂に山頂とローソク岩が! 本峰・南峰は夏季立ち入り禁止のため、利尻山神社の祠がある北峰が山頂!
利尻山に咲く高山植物
高山植物が次々に咲く利尻山。 短い夏を慈しむように可憐な花々が咲き誇ります。 山頂でもその時期、その季節を感じる見事な花畑が広がります。
ペンションの露天風呂から見返す利尻山
下山した後の楽しみは、やっぱり温泉! ペンション・レラモシリの露天風呂からは、正に登頂した利尻山の雄姿を眺めることができる。 達成感と満足感、そして偉大なる利尻山への敬意を抱き、ゆっくり癒される時間。 利尻山と空と風を感じる為だけにでもまた利尻に行きたい! そう心から思える至福の一時です。
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