人一倍迷ったけど、行動に移してみたら夢ややりたいことが広がりました

2016年8月に実施した“自然のハーブで草木染め スリランカでフェアトレードを学ぶ旅”に参加したフリーターの熊谷 さゆみさん。 人と人をつなぐフェアトレードなものづくりの旅でどんなことを感じたのか… 熊谷さんの、参加のきっかけや、体験したこと、感じたことを語ってもらいました。
自分の夢のために、躊躇しながらも行かなきゃって思った
――熊谷さんは何がきっかけで参加しようと思ったんですか?

熊谷さん ツアーを知ったきっかけはありちゃん(※鎌田安里紗さん)のブログです。
人が喜んだり、幸せそうに笑ってる顔を見ることがすきですきでたまらなくて、誰かの為に何かしたいって思いから、カンボジアなどの国に学校や家を建てたりすることが夢の私にとって、このツアーは夢への第一歩でした。
最初、違うツアーに申し込もうと思ったんですけど、その時は学校もあったしお金もなくて申し込むのをやめました。てかむしろちょっとビビってましたね~(笑)
人見知りの私が、1人で参加して海外に行くっていう想像ができなかったし、そんな勇気がなかったです!その時は!
でもやっぱり参加したいって思ってきて、毎月少しずつお金を貯めてました!

――ツアーを知ってから実際に行こうって思うまでに1,2年ぐらい?かなり躊躇してたんですね。

熊谷さん そうなんです!ぶっちゃけスリランカの旅に応募するのも最初は躊躇しました。知り合いもいないのに1人で行けんのかな?英語も全く話せないしな~とかマイナスなことばっか考えて、人生で一番頭使ったんじゃないかってぐらい悩みました!!!
結局、行動しなきゃいくら考えてても何も始まらないよなーこれじゃ前行かなかった時と同じだよなーって思って、勢いで締め切り時間ギリギリに応募しました(笑)ツアーに参加するって決まったことを家族に伝えたのも行く直前だったし(笑)
当たり前のことを立ち止まって考えたり、 違う視点の人と話すことの大切さに気付いた
――では、熊谷さんが一番印象に残ってる旅のエピソードって何ですか?

熊谷さん やっぱり染めと刺繍!!!!
正直、服ができるまでの過程とか、作ってくれた人の顔だったり、商品に込められた想い、ファストファッションがなんで安いのかとか考えたりすることってないじゃないですか?
服は当たり前にあって、着るのが当たり前の生活になってしまっているからこそ、一着が出来上がるまでにこんなにも体力が必要でどれだけの人が携わっているのかを、自分の目と身体で体験し、今まで以上にオシャレがすきになりました。
自分でデザインを決め、自分の手で刺繍をしたことによって、世界に一つだけのTシャツができ、お気に入りの洋服以上に愛着が湧きました。

――できた洋服が当たり前にあって、そんなこと普段は考えないけど、普段は考えないような服づくりの過程を立ち止まって考えてみたら、いろんなことが見えてきたんですね。服づくりのエピソードの他に印象に残っていることはありますか?

熊谷さん 夜ご飯を食べながらみんなで今日の感想とかを言い合った時間もかなり思い出深い! 自分が見ていた視点と、他の人が見ていた視点、人それぞれ見る視点が違ってみんなの話を聞く時間がとても楽しかったです。自分が気づかなかったことを他の人が気づいていて、それを共有してもらう。そんな貴重な時間が毎日の楽しみの一つでした。 私は、専門学校に通っていたから、同じ趣味や考えを持った人との関わりしかありませんでした。同じものが好きで同じ視点を持っている人同士だからこそ、それはそれで話していてすごい楽しかったけど、違う環境の人と話すのはまた違った意味で楽しかったです。 特に、専門学校みたいに一つのことだけを集中して勉強するのではなく、興味のあることを幅広く勉強している大学生のメンバーが、私の目にはとてもかっこよくみえました。 参加しなければみんなに出会えなかったと思うと、なんだか怖くなる!出会えてよかったし、幸せーーーー!(笑)
今まで以上に自分の夢が広がりました

――帰ってきてから日常に戻り、変わったなって思うことはありますか?

熊谷さん これが良いことなのかはわからないけど、私はファストファッションの洋服を前みたいに頻繁には買わなくなりました。裏側を知ったからこそ、衝動買いをしなくなりました。そして、量より質を選ぶようになりました。安くいっぱい洋服を買うんじゃなくて、少し値段は高いかもしれないけど、長く使えるものを選ぶようになりました。ファストファッションの洋服を買うのが悪いってわけじゃないけど、洋服づくりの裏側にはこんな現実があるんだよってことを、みんなに知ってもらいたい。そしたら服を買うときの姿勢や、洋服の無駄買いを抑えることができるのかなーって思います。
また、スリランカに行ったことによって、英語を学ぼうという意識が高まりました。自分の英語力の低さを痛感して、帰ってきてすぐに英会話を始めました。
先生にからかわれながらも、地道に頑張ってますよ~(笑)

――熊谷さんはそれだけじゃなく、翌年に夢へのもう一歩!カンボジアのスタディツアーにも参加したんですよね。

熊谷さん そうそう!とにかくに参加しなかったら、これらの行動に移すことができなかったと思います。今まで以上に自分の夢が広がりました。一生大事にしたい、お互いを高め合える友達にも出会えました。みんなの夢が叶うことを心底願ってます。この旅を作ってくれた、関わってくれた皆さんに感謝です!

行動に移してみたら必ずいい方向に向かうことができると思う
――最後に、熊谷さんのように「興味があることに一歩踏み込んでみたい」とは思っているけど、なかなか踏み出せない方へアドバイスをお願いします!

熊谷さん 参加しようかなーって考えてるんだったら参加したほうがいい。考えるより行動だと思うし、行動に移してみたら、必ずいい方向に向かうことができると思う。
実際に自分がそうだったからこそ、これは声を大にして言えます。
参加する前に、1人だけど大丈夫かな~緊張するな~とか言ってた自分を思い出すと面白い(笑)
行ってみたら、そんな心配いらなかったです。むしろ全国に友達ができるし、自分にとってプラスになる経験が必ずできますよ。
スタディツアーは、本当に自分の可能性と夢を広げてくれると私は思います。
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