「過去」を見つめ、「今」を生きる自分に知恵と刺激を与えてくれる旅
- ツアー名:
- 成田発着唯一の日本人公認ガイド中谷剛氏案内アンネがいたオランダ・ポーランド歴史を学び「平和」を考えようアンネ・フランクの軌跡をたどり、アウシュヴィッツを訪ねる6日間
- ツアー評価:
- 時期:
- 2016年9月
- 名前:
- 匿名
「過去」を見つめ、「今」を生きる自分に知恵と刺激を与えてくれる旅
アムステルダム西教会、アンネも隠れ家でその鐘を聞いたとされた。
中谷さんの話で印象的だったのは、「ヒトラー率いるナチスドイツを当初支持していたのは国民の約3割、その他3割の自分の意見を持たない無党派層を巻き込んで『ユダヤ人は差別すべき人種』という常識が作られた。その結果、あれだけたくさんの罪のないユダヤ人が殺されてしまった。」ということです。 当時の無党派層が、政治についてもっと自分の意見をもって選挙に臨んでいたらどうなったのか。これは今の時代にも通じるのではないでしょうか。 戦後から70年が経ち、私たち10代20代が戦争経験者の体験談を聞ける最後の世代になりました。 歴史は繰り返すといいます。「戦争がどれだけ惨いものなか。」という経験者の生の声が聴けなくなると、人々が戦争について当事者意識を持ちにくくなり、ただこの戦争が歴史上の出来事として風化してしまうのでは。するとまた戦争を繰り返す恐れがあるのでは。と思いました。 アウシュビッツの見学者を見てみると、私たちと同じ10代20代の若者が非常に多く、またガイドをする方でさえ若い方がたくさんおり、戦争に対する若者の意識の高さを感じました。 日本でも、時代が変わっていく中、人々が戦争について当事者意識を持ちにくくなる中、今後生まれてくる子どもたちに対して、私たち若者がこの戦争をどう伝えるべきなのか。それを考えさせてくれる中谷さんのお話でした。 このツアーは、ただアウシュビッツやオランダ、ポーランドの観光地を周っておしまい。ではない。 中谷さんはじめ、日本語が話せる現地のガイドさん、様々な世代、職業のツアー参加者、日本語学校の生徒さんたちとの交流を通じ、日本人として、社会に生きる者として、さまざまな知恵と刺激を与えてくれた6日間でした。
画家・レンブラントも描いたリーカーの風車
第二強制収容所・ビルケナウの「死の門」
第二強制収容所・ビルケナウの全景
クラクフ・中央広場におる聖マリア教会
クラクフでは日本語が堪能な現地の方が丁寧にガイドしてくれます。
町全体が世界遺産に登録されているクラクフ、治安もよく朝街中を散歩することも可能です。
沢山の人が銃殺された「死の壁」
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