2017年2月に実施した“エコでオーガニックなライフスタイルを体感するニュージーランド旅 ”に参加したカフェ店員のわかさん。
自然とともに生活するマオリの人々、体に良くて自然に良くてお財布にも良いエコなホームケア製品を作るecostore、無理なく自然を大切にする住まいなど、ニュージーランドの人々の生活に焦点を当てた旅…
わかさんの、参加のきっかけや、体験したこと、感じたことを語ってもらいました。

――わかさんの参加のきっかけを教えて下さい。

わかさん　もともとニュージーランドが気になっていて実際に見てみたいという思いはあったのですが、このツアー内容が決め手で参加しようと思いました。
わたしがニュージーランドと聞いて連想するのは「大自然」くらいだったのですが、一方で、生活の質や子育ての面で海外移住者に人気があるそうで、それがどうリンクしているのかを肌で感じて学びたかったというのもあります。
オーガニックのものを取り扱うお店が多いというのも、実際に自分の目で見たかったところ。
わたしは無(減)農薬栽培の野菜や、フェアトレードの食品・雑貨を取り扱うカフェで働いているのですが、なにかヒントになるものを得られるかなと思って。
オーガニックコスメづくりとか、現地ガイド付きの夜の散策、ecostore（※オーガニックのホームケアブランド）の創業者のお話、一般客は入れないエコビレッジの説明などなど…厳選して盛り込まれた、個人旅行では体験できないようなツアー内容にありちゃん（※鎌田安里紗さん）のこだわりを感じました。

――では、わかさんが一番印象に残ってる旅のエピソードって何ですか？

わかさん　オーガニックのお店のあり方、ニュージーランドのゆるやかな生き方が勉強になったのはもちろんですが…
ありちゃんやツアーのメンバーと感想や夢をシェアしたことがすごく印象に残っています。
みんな普通の女性に見えるけど、自分なりにやりたいことを持っていて。農業をしたいとか、エシカルを広める職業に就きたいとか。
特に熱く語ったバスの移動時間は皆さんにとっても忘れられない思い出になったんじゃないかなあと思います。
同じ志を持つ人たちが集まるツアーなので、本当に話したいことを話し合えるのもこのツアーの醍醐味かもしれないです。

――ツアーを通じて、オーガニックのお店の在り方やニュージーランドの人々の生き方などを体感されたわかさんですが、帰ってきてから日常に戻り、変わったなって思うことはありますか？

わかさん　わたしの場合、人はもともと自然のなかで生きているんだっていうことを以前よりも意識するようになりました。
ミミズが土を耕して、雑草が生えて、牛が雑草を食べて、わたしたち人が牛や鶏をいただく…。 オーガニックってもともと特別なことではなくて、昔は世界中がオーガニックだったということに気づかされました。
とくにエコビレッジで地域のコミュニティが根づいているニュージーランドは、昔の日本のようでもあるなあと。

「百聞は一見にしかず」とよくいうけど、本当にそう。
人それぞれ感じたことは違うだろうけど、それぞれに意味があるツアーだったと思います。

――最後に、わかさんのように「興味があることに一歩踏み込んでみたい」とは思っているけど、なかなか踏み出せない方へアドバイスをお願いします！

わかさん　すべての行程においてありちゃんと参加できたのがびっくりで、それほどありちゃんの思いが詰まったツアーなんだと思います。学校の勉強では絶対に学べないものに出会えるはず。
ありちゃんの生の声は本当に影響力があります。
言葉のひとつひとつは難しくなくて、でもしっかりとした芯があって。ウンウン、そうだよねって頷きたくなるお話ばかり。
そんなありちゃんのお話を聞くメンバーたちの目もキラキラしていて素敵でした。同じ志を持つメンバーみんなが仲良くなれるのは必然的なのかも知れないですね。

行こうかどうか悩んだ時がまさに行くべき時。
自分から行動するのは勇気がいるかも知れないけど、きっとなにかしらの収穫はあると思います。
ありちゃんを始め、現地の人々やツアーのメンバーとの出会いによって、その後の人生がガラッと変わるかも。
皆がどういう視点でこのツアーを切り取るのかが気になる！ぜひ、参加した皆さんの感想も聞かせてほしいです。

――ちなみにわかさんが働いているのは石川県野々市にあるNOPPOKUNという無(減)農薬栽培の野菜や、フェアトレードの食品・雑貨を取り扱うカフェ。
お近くにお住まいの方や旅行で訪れた際には足を運んで、わかさんに直接ニュージーランドの旅の話を聞いてみるなんていうのもありかもしれません。
http://noppokun.co.jp/top/lunchcafe/