循環型オフグリッド住宅「アースシップ」とは
①太陽光の自然エネルギーで電気を自給自足（オフグリッド）で
②生活用水は雨水でまかない、
③おもな建築資材が廃タイヤや空き缶、空き瓶を使っていて
④美しいデザイン性も兼ね備えている
住宅スタイルのこと。

本当に自然の力だけで暮らすことができるのか？
冷蔵庫も洗濯機も使うけど、自然とともに生きる暮らし。
旅を通して「おしゃれで快適」と「地球に負荷をかけない」が両立した暮らしを体感してみましょう。

リサイクルだけでなく、素材を生かしたデザインが特徴のアースシップ。
リビングとベッドルームは半分土に埋まったような設計で、 壁には土を詰めた廃タイヤが。
タイヤと土にはすぐれた蓄熱と放熱効果があるので、年間を通して室温が保たれ、エアコンがなくても快適な暮らしができるそう。

飲料水や生活用水は雨水。
ろ過してから台所やお風呂などで使用し、生活排水の一部は室内菜園の根元を通るように設計され、 植物へ。そして最後は、水洗トイレの水に・・・

サンルームにある室内菜園ではアボカド、いちじく、ズッキーニ、きゅうり、ハーブなどが。
太陽の光を浴び、生活排水の養分を吸収して育った野菜や果物を食べることで、
植物も人も、地球とこの家の循環に加わることができるそうです。