日本にいながらにしても年々出会う機会が増えてきた「中国」。
皆さんはどのようなイメージをもっていますか？
本ツアーは盧溝橋や中国抗日戦争記念館を訪問し、日中の近現代史を改めて見つめ直し、本当の意味での「平和」と「和解」が何かを考えるピーススタディツアーです。
メディアでは決して伝わることのないリアルな「中国」を自分の足で歩き、自分の目で見ることで、今までとは違った一面が見えてくるはずです。


万里の長城など、数多くの歴史文化と華美な現代文化とが違和感なく混在する中国の首都、北京。

ツアー2日目の午前はガイドと共に日中戦争の引き金ともなった盧溝橋と、日中戦争全般に関する展示を行っている中国人民抗日戦争紀念館を訪問します。
日中戦争がどのように中国の中で捉えられ、教育されているのかを学びます。
午後は第2次アヘン戦争の際に英仏連合軍によって侵略・破壊された圓明園へ。今なお残る、「戦争」の生々しさを体感します。

3日目はキャッシュレス化などテクノロジーで進化を続ける一方で、数多くの歴史文化と古い街並みが共存する、北京らしい街並みを公共交通機関を使って散策しながら楽しみましょう。
定番の観光地である天安門や中国国家博物館、故宮のほか、街並みは古くとも若者が集う五道営胡同へもご案内します。

ひとつひとつの歴史が「今」に繋がっています。
過去を知ること。それはつまり「なぜ、今こうなっているのか」を知るということです。
そして「同じ過ちを繰り返さないためにどうすればいいのか」を考える指標でもあります。
いまだに世界のあちこちで大なり小なり争いが絶えない今だからこそ、私たち自身の目・耳・足を使って近現代史を振り返る旅に出ませんか。

古くから長江流域・華南の中心地として栄え、明の時代の首都でもあった南京。
そして、超高層ビルが立ち並ぶ一方で、歴史に彩られたノスタルジックな姿が見事に融合した中国を代表する大都市、上海。
南京では南京大虐殺記念館やジョン・ラーベの国際安全区記念館、上海では近代史の租界地である外灘エリアなど、歴史・平和に関連した場所を訪問します。
南京大虐殺記念館を訪ねることは日本人にとって少し勇気がいりますが、互いの歴史認識を知り、互いに歩みよることが「平和」への一歩です。
※月曜および現地祝日は休館となります。