人と関わることの大切さ
- ツアー名:
- 【冬休み・春休み出発 添乗員同行日あり】NPO法人「SALASUSU」訪問孤児院交流&アンコールワットカンボジア6日間 (成田・関西・中部・福岡・現地発着)
- ツアー評価:
- 時期:
- 2023年3月
- 名前:
- あつし
人と関わることの大切さ
孤児院の子供たちと昼ご飯を食べた時の写真
孤児院の子供たちと遊んで楽しかったこと。トランプとか追いかけっことか簡単な遊びしかやっていないけど、すごい喜んでくれたし僕たちも楽しかった。最近、みんなでババ抜きとか神経衰弱とか簡単な遊びすぎて全然やってなかったから、こんなに楽しいんやなって実感できた。今の日本はスマホもあるしゲーム機もあるから、誰かいなくてもyoutube見たりゲームしたりして一人で遊ぶことができる。ゲームはトランプとかより複雑でおもしろいかもしれないけれど、それによって人とのつながりの大切さを忘れてしまっているように感じるし、関係性が薄れていると思った。簡単な遊びだからこそ、どんな人でも楽しむことができる。ゲームと違って、相手の顔が見えるから相手の感情がより伝わってくるし、駆け引きとかもすごい面白い。何より楽しいっていう気持ちをみんなと直接共有できることがとても楽しいし、心が通じ合っていることが実感できる。みんなが笑った顔、ババを引いて驚いた顔とか人の気持ちが伝わってくる。彼らとの遊びを通して、人とのつながりの大切さ、何より人と関わることがこんなに楽しいのだなということに気づかせてくれたことが本当にありがたかった。今まで自分は人と関わることがあんまり好きじゃないのかな、一人の方が好きなのかな、でも寂しいし面白くないなと感じていた。けれど、交流してやっぱり人と関わることってすごい楽しいし、場数を踏んでいないだけで絶対自分は人と関わることが好きなのだなと実感することができた。また、カンボジアの衣装を着させてもらえてすごく嬉しかったし、ダンスも教えてくれて最後みんなで踊ってすごい楽しかった。でもその笑顔の裏に色々苦労していることとか苦しんでいることとかに気づくことができなかった自分に対してすごく情けないなと思った。僕と同い年ぐらいの子は将来ブルドーザーの操縦士になりたいと言っていてみんな夢に向かって頑張っているのだなと思ったけれど、お母さんの看病をしなくちゃならなくて大変だということを後から聞いて、夢を持っているけれどみんな苦しさと戦っているんだろうなということが分かった。自分がいかに恵まれているのか改めて実感したのもそうだし、親がいなかったり病気になったりしていてきっとつらいのにも関わらず、それでもあんなに笑顔なのが不思議でたまらないしすごいなと思った。家族が健康であること、自分がやりたいことに向かって全力で進むことができることがすごくありがたいなと感じた。カンボジアの人たちは自分にとって幸せそうな印象しかなかったけれど、実は見えてないだけで何かに悩んでいること困っていることがあるのではないかと思った。だから、もっとその人の印象に囚われることなくコミュニケーションを図っていかないとカンボジアの本当の問題はきっと知ることができないのだろうなということが分かった。孤児院の子供たちがあんなに笑顔なのは、同じ境遇である仲間がいるおかげで辛いことも支えあって生きているのではないかと思った。改めて仲間、友達がどれだけ大切か理解できたし、辛いことがあったら誰かにもっと誰かに頼っていいんやなと思ったし、誰かが辛いときに頼ってもらえるような人間にならないとなと思った。
途上国支援という夢の具体化
salasusuで井草織りの体験をしている写真
自分は、将来の夢である貧困等で苦しんでいる発展途上国の人々を助けたいということをより具体的なものにしていきたいと考えてこのツアーに参加しました。僕が中学生の時に、本でカンボジアの人々が地雷で手足を失って仕事ができなくなって物乞いをせざるをえなかったり安心して生活することができなかったりしていることを知り衝撃を受けた。僕はただ単にほのぼのと毎日を過ごしているにも関わらず、何で世界ではこんなに苦しんでいる人がいてこんなに差があるのだろうと考え、この人たちのために何かしたいと思うようになった。そのため、大学で経済学を学んで、どうすれば国の格差を是正できるかや貧しさを減らす仕組みを作ることができるかについて考えていきたいと思っている。ただ実際に途上国支援を仕事にしようとなったときに、どういう専門分野を活かしてどんな人々のために支援をしていきたいのかなどの具体的な内容が全然決まっていなかった。そのため、十分な教育を受けられなかった女性の支援を行っているsalusaluなどの現地のNGO・NPOが具体的にどういう風に活動をしているのかや地雷博物館などの見学を通して、現在カンボジアで実際にどんなことが問題になっているかを自分の目で確かめたいという思いからこのツアーに参加した。また、自分がどんな問題に取り組んでいきたいかなど自分の興味関心のある分野を少しでも明確にしていきたいと思った。
大好きになったカンボジア
民族衣装を着て孤児院の子供たちと撮った写真
自分がカンボジアに対してすごく誤ったイメージ、偏見を抱いていたのだなということにとても気づかされた。ツアーに参加する前のカンボジアのイメージは、地雷がたくさん埋められていて貧しい人々に溢れていて不幸せな人ばかりいるという暗いイメージしか持っていなかった。しかし、実際に行ってみると確かに経済的に豊かとはいえないけれど、みんなすごく笑顔に溢れていてとても幸せそうであんまり貧しいとは感じなかった。本当にみんな心が温かかった。むしろ日本のほうが苦しんでいて貧しいのではないかとも思った。経済的な豊かさは必ずしも精神的な豊かさにつながるわけではないということを学んだ。しかし、地雷はほとんどないといってもアンコールワットの近くで地雷被害者の方が太鼓を演奏して物乞いをしている姿を見てとても衝撃を受けた。たった一度地雷を踏んでしまっただけでやっていた仕事もできず物乞いをすることでしか生きていけないというのは、すごく辛いだろうし何も悪いことをしていないのに地雷を踏んだことによって自分の人生が狂ってしまうのは憤りしかないだろうなと思った。もうこんな被害にあう方が出てきてはいけないし、地雷をこの世からなくしたいと思った。それにもかかわらずロシアとウクライナの戦争で新しく地雷が埋められており、何でこんな問題が起こっているのにまた同じ過ちを犯そうとしていることに腹が立つし何かしないとなと思った。カンボジアの光と影を実際に感じることができた貴重な経験になったツアーだった。 また、感謝することの大切さも学んだ。あと、笑顔もそうだし楽しんでやることがすごく大事。お店で働いている人やsalasusuで働く人たちと関わってみて、まずみんな仲が良くて楽しんでやっていることがすごく伝わってきた。笑いが絶えない職場で、本当に仕事を楽しんでいるんだなということが実感できた。やりがいをもってやられているんだなと思った。また、僕は当たり前のように学校に行くことができて、大学に行くのも、行かないという選択肢を全く考えていなかったけれど、salasusuで働いている人たちは同い年ぐらいとか僕よりも年下の人たちが働いているのを知って、教育を受けられていることってすごく恵まれていたんだなと分かった。家族がいたからここまで成長することができたし、やりたいことをやらせてもらっているんだなということを実感した。常に安全な水を飲めるし、食料もあるし何も困ることがない。本当にありがたい。そのおかげで、家族とか友達とかに、何かしてくれたら積極的にありがとうと直接言えるようになった。当たり前だと思っていたことにありがたいと気づけたことで、すごく幸せに感じることができた。 あとは何よりもっと積極的に人と関わっていこうと思えるようになった。このツアーのおかげでいろんな人に話しかけられるようになったし、何より人と会話することが楽しくなった。カンボジアの人々はみんな心が温かくて、僕が「オークン」と言ったら必ず笑顔で「オークン」と返してくれるとても優しくてカンボジアが大好きになった。普通なら外国人で知らない人に挨拶されたら警戒してしまいそうなのに、まったくそういうことはなく、言語はほとんど通じなかったけれど常に笑顔で接してくれてすごくうれしかった。
不安なのは行く前だけ
アンコールワットの朝日鑑賞で撮った写真
パスポート、ビザ、保険加入等の手続きとか現地でちゃんとやっていけるかとか、参加する人と仲良くなれるかとか行く前は色んなやらなきゃいけないことがあるし不安なこともある。でも行ったらめちゃくちゃ楽しいし日本では気づけないようなことをたくさん学ぶことができるから迷っているのであればぜひ参加してほしい。そしてできるだけ早く。今行って経験できたことによってこれからどうしていくべきかかなり明確になったし、行く余裕があるときに行っておかないと一生行けなくなると思う。あと、初めて海外に行く人は添乗員の方が同行してくださるプログラムを選んだほうがいいと思う。僕も初めて海外に行ったし初めて飛行機に乗って緊張したけど、添乗員さんが成田空港からついてきてくれて安心したし、人通りとか多い所とかでスリとか事故にあわないように常に見張って誘導してもらえたおかげで何も問題なく最高のツアーを満喫することができたので本当に添乗員さんに感謝しています。添乗員がいるといないとでは安心感が全く違うし、こうやって楽しんで帰れたことでまた海外行ってみたいとか新しいことに積極的にチャレンジしていこうという風になれたので最初は添乗員同行のプログラムをおすすめします。あと、添乗員同行の他のメリットとして中学生からでも参加できるということが挙げられます。最初は大学生がもっといたらなと思っていたけれど、中学高校と色んな年代の人たちと関わることができたことでとても刺激になったし色んなことを学べた。中高生とかと関わる機会はなかなかないので、参加してみるといろんな考えをしている人に出会えて面白いと思う。
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