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エコツア―デスクでもお取り扱いがある北海道の知床半島ですが、今年の7月17日に世界自然遺産登録20周年を迎えます!
知床半島が世界遺産として登録されたのには、以下の理由があります。
1. 知床独特の生態系に特徴がある
毎年知床半島に流れつく流氷によって育まれる豊かな海洋生態系と、それを食べる原始性の高い陸息生態系という、価値を高め合う相互関係に特徴がある。
2. 絶滅危惧種の動植物がたくさん
シマフクロウ、シレトコスミレ等の世界的に希少な動植物のほかに、サケ科の魚やアザラシのような哺乳類等にとって重要な生息地となっている。
椎名も2023年夏の知床に行き、その大自然や食べ物の美味しさに魅了されてその年の冬に再訪しました。
そこには夏とはまったく違う景色があり、季節を変えて同じ場所を再訪するのも良いものだな、とあらためて感じました。
以前にもこのエコ通信で冬の知床についてレポートをしましたが、20周年記念ということなので再度ご紹介したします。

毎年1月下旬から3月中旬にかけて、ロシアから1,000キロも流れて知床にやってくる流氷。
個人で流氷の上を歩くのは大変危険なので、ガイド付きツアーに参加します。

この真っ白い部分は全部海です。分厚いドライスーツを着るので、流氷の隙間にできたプールに寝転んでも全く寒くありません。(ガイドさんの指示のもと行動しています。個人では決して真似しないでくださいね。)
大きな氷の塊を乗り越えて歩いたり、太陽を捕まえたり。とっても楽しい経験でした!
次に知床五湖スノーシューウォーク。

ネイチャーガイドと共に、真っ白な森の中を歩きます。

さらっさらのパウダースノーも、スノーシューを履いているとスイスイ。スノーシュは想像よりもとても軽くてコツも特にいらず、夏は入ることのできない森の中や湖の上をどんどん進みます。

森の中には熊が引っ搔いた跡や、キツネの足跡が。

知床連山もとても綺麗に見えました!

鹿の亡骸の横にいるキツネと黄昏の鹿。
知床は本当に楽しい!おすすめです!
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