9月に「小笠原シェア旅(一人参加限定)」の添乗員として、小笠原諸島へ行ってきました。
竹芝桟橋から出発、父島に3泊、母島に日帰り観光で5泊6日の行程です。
どの日程もお天気に恵まれ、青い海と澄んだ空のもと、充実した時間を過ごすことができました。
お客様からは「満足度120%!」とのお声をいただき、私自身も心からうれしい添乗となりました。
おがさわら丸での船旅
片道24時間の船旅は、小笠原ならではの特別な時間です。
船内では小笠原到着前の説明会や、乗組員の方による聟島列島の解説が行われ、みどころや歴史を知ることができます。
(見学は無料で、どなたでも参加可能です。)
ゆったりとした船の時間を過ごしながら、少しずつ島に近づいていく感覚はまさに非日常でした。
父島1日目:島内めぐりと絶景のウェザーステーション
到着初日は、ガイドさんの車で島内を一周しました。
ウェザーステーションから見渡す父島の海はまさに絶景!
さらに、日本に4つしかない電波望遠鏡も見学。
見学中に望遠鏡がぐるっと回転し、その迫力に一同驚きの声を上げていました。
また、島内の道路には父島ならではのユニークな看板がたくさんあり、探すだけでも楽しい時間になりました。
父島2日目:シーカヤックと森の冒険
2日目の午前中はシーカヤック体験。波も穏やかで、誰ひとり転覆することなく無事に終了しました。
午後は傘山や、森の中で戦闘機の残骸を見学。
傘山の頂上からは父島のほぼ全体を見渡すことができ、そのスケールに圧倒されました。
戦闘機の残骸の上を歩くという貴重な体験もあり、歴史を肌で感じる時間となりました。
父島3日目:イルカと泳ぐボートツアー&南島上陸
3日目は海のボートツアーへ出発。
船のすぐ近くをイルカが泳ぎ、ボニンブルーに輝く海でのシュノーケルはまさに天然の水族館でした。
カラフルな熱帯魚たちと一緒に泳ぎながら、自然の美しさを全身で感じました。
南島では、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの湾、青々と茂る植物が織りなすコントラストが本当に美しく、心が洗われるようでした。
母島日帰り観光:穏やかな時間と旅の締めくくり
最終日は母島へ日帰り観光に出かけました。
残念ながらハハジマメグロを見ることはできませんでしたが、訪れた証をしっかりといただき、いい思い出になりました。
帰路につくおがさわら丸の出航時には、島中の方々がお見送りに来てくださり、盛大な見送りに胸が熱くなりました。
心温まる島の人々の笑顔に、また必ず戻ってきたいと思える旅でした。
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