8. 夏にオススメ!屋久島ツアーの納涼スポットとアクティビティ

屋久島は温帯の最南端(ほぼ亜熱帯に属する地域)にあるため、「夏に屋久島観光って・・・かなり暑いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、7~8月の夏休み時期は、屋久島ツアーの人気シーズンの一つ。暑さを忘れさせてくれるスポットがいくつもあるんです! 今回の「屋久島ツアー満喫ジャーナル」では、この夏におススメしたい、屋久島ツアーの納涼スポットとアクティビティについてご紹介します。
縄文杉やヤクスギランドは避暑地?

屋久島はほぼ全域が山地になっていて、山歩きの定番エリアである白谷雲水峡は標高約600m、ヤクスギランドは標高約1000m、縄文杉は標高約1300mという高所にあります。 仮に海抜0m地点の気温が7~8月の平均最高気温に近い30℃だったとしても、白谷雲水峡で約26℃、ヤクスギランドで約24℃、縄文杉で約22℃にしかならず、標高1936mの宮之浦岳山頂では約18℃という気温になります。
トレッキング中は暑いかと思われますが、すがすがしさを感じられる絶好の場所と言えそうですね!
初心者でも楽しめるリバーカヤック

トレッキングで縄文杉あたりまでいくのは結構大変なので、もっと気軽に夏の暑さを忘れる方法が知りたい!という方もきっといますよね?そんな方におススメしたいのが、安房川で楽しめるウォータースポーツ「リバーカヤック」です。
安房川(あんぼうがわ)は宮之浦岳に源流を持ち、東流して種子島海峡に注ぐ全長20kmほどの河川です。河口部分は流れが穏やかで、アクティビティ中はライフジャケットを着用するので、初めての方でも安心して楽しむことができます。ちなみにカヤックとは、左右にあるダブルパドルで小舟を動かして進む水上スポーツのこと。水面すれすれアングルから、安房川周辺の照葉樹林に囲まれた渓谷をダイナミックに感じることができます。 リバーカヤックの出発点は、安房川の河口近く。少しずつカヤックの扱いに慣れてきたら、上流に向かって漕ぎ出していきます。河岸の森にはヤクシカやヤクザルがいるので、運がよければ遭遇できるかもしれませんよ。
シュノーケリングで身軽に海中散歩

もう一つ、リバーカヤックと並んでおススメなのがシュノーケリングです。シュノーケリングは管状のシュノーケルをくわえて水面や比較的浅い水中を游泳するマリンアクティビティで、重装備なしで身軽に海中散歩を楽しむことができます。
屋久島の海は、何と言っても透明度抜群!マリンブルーのなかに映える色鮮やかなサンゴや熱帯魚たちを見ることができます。
シュノーケリングツアーでは、まず陸上で装備の使い方をレクチャー。続いて海中で基本的なスキルを学びます。誰でもすぐにマスターできますし、現地を知り尽くしたガイドがしっかりサポートするので心配ありません。トラブルがないように万全を期して、安全にシュノーケリングを楽しみましょう。
暑い夏だからこそ爽快な気持ちになれるのが屋久島です
春夏秋冬さまざまな表情が見られる屋久島では、それぞれに違った楽しみ方があります。暑い夏こそ爽快な気持ちになれるのが、自然を満喫できる屋久島ツアーの屋久島ツアーらしいところではないでしょうか。「屋久島と言えば山!」のイメージが強いですが、この夏休みにぜひリバーカヤックやシュノーケリングも楽しんでほしいですね。