9世紀から15世紀にかけて繁栄をしたアンコール朝。その時代に造営された石造りの都城や寺院などは大小700にも上り、世界に類を見ない大遺跡群となっている。その美しさは世界中から訪れる旅人を引き寄せています。

・アンコールワット
一生に一度は訪れたい世界遺産であるアンコールワット。12世紀初頭に30年以上の歳月を費やして、ヒンドゥー今日の神に捧げるために造られました。王の死後は王を祭る霊廟となった。世界最大級の石造寺院です。躍動感の溢れる緻密なレリーフの数々は必見です。

・アンコールトム
12世紀後半に建築された城砦都市の遺跡。周囲は12ｋｍの城壁で囲まれ、様々な建築物が点在している。その中心にあるのはバイヨンといわれる巨大寺院。「クメールの微笑み」と称される塔の4面に掘られた人面像や、回廊に描かれている美しいレリーフを見ることができる。

・タ・プローム遺跡
巨大なガジュマルが遺跡に絡みつき、神秘的な雰囲気を生み出している。まるでガジュマルが天から降ってきたようです。12世紀後半に建てられた仏教寺院で、のちにヒンドゥー教寺院に改造されたと考えられている。19世紀後半に発見されたままの姿を見ることができる。

アンコールワットやアンコールトムなどの代表的な遺跡に加えて、大自然の中に佇む郊外の遺跡や、国内でも有名な願掛け神社などのパワースポットを巡ります。森林浴などをしながら、神秘的なパワーをもらいに遺跡を巡りましょう。

・プノンクーレン
シェムリアップから車で約2時間。カンボジア語で「ライチの丘」という名前のプノンクーレン。アンコール王朝の発祥の地として信仰を集める聖なる山です。中腹の川底にはリンガやヴィシュヌ、シヴァなどの彫刻を見ることができる。
*その季節の雨量などにより、水量が少なく遺跡が水中になかったり、水量が多く遺跡が見えない場合もございます。

・バンテアイ　スレイ
１０世紀末に建立された「女の砦」という意味を持つバンテアイ・スレイは赤色の砂岩でできており、その繊細な彫刻はアンコール遺跡の中で圧倒的な美しさを誇ります。【東洋のモナリザ】と称される彫像を見ることができる。

・ベンメリア遺跡
アンコールワットの原型として、アンコールワットの20年前ほどに建造されたと言われている。密林の中に潜む「東のアンコールワット」と呼ばれる巨大遺跡には、神秘的な雰囲気が漂います。

・プレア・アンチェイ/プレアアンチョム
カンボジア国内で有名な願掛け寺院。アンコールワット観光に来たカンボジア人は多くの方が立ち寄るスポットとなっています。寺院の名前は、不思議なパワーを持つと言われる2体の仏像の名前です。