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屋久島ジャーナル
トレッキング装備について

屋久島トレッキングで留意すべきは「雨対策」です。屋久島の天気は1ヶ月35日雨が降るといわれるほど、晴れていても突然雨が降り出したり 霧になったりと、屋久島では雨が降ることを前提にした服装の準備が必要です。ゴアテックス性の防水性の雨具・トレッキングシューズは必携です。

春・秋(3月頃~5月頃・10月頃~11月頃)

天気は、年間を通して穏やかな日が多いです。 日中は、晴れていると暑く感じられるでしょう。そのため、服装は半袖でも大丈夫かもしれません。 トレッキング出発前などは寒いですが、レインウェアの上を羽織っていただくか長袖のシャツを着用してください。 雨が降った時は、レインウェアと折りたたみの傘を併用すると良いでしょう。 暑すぎず寒すぎず、快適に歩くことができる日が多いシーズンです。

夏(6月頃~9月頃)

朝・晩でも、蒸し暑い日が続きます。天気は梅雨や台風などの影響で、年間の中で一番降水量が多い時期です。 風が強く少し肌寒い日が時折ありますが、レインウェアを着用いただければ防寒着の代わりとなります。 トレッキングの際は、天候に関わらず暑くなってきます。服装は速乾性の半袖Tシャツでも問題ありません。 晴れの日は日差しが強くなってくるので、帽子・サングラス・日焼け止めといったアイテムが非常に役立ちます。 降雨量も多くなる時期ですが、雨が降った際にはレインウェアの下のみ履いて折りたたみ傘をさすと一番快適です。 夏場の服装は汗をかく前に上着を脱ぎ、休憩中は上着や長袖を着て体を冷やさないように調節しやすくするのがポイント!

冬(12月頃~2月頃)

この時期になると、12月~3月上旬までは気温がかなり下がる日が続きます。 特に1~2月は、山中のみならず島の北部でも降雪する日があります。 そのため、フリースやライトダウンなど体を冷やさないような服装の他、手袋や帽子・カイロなどもあるとなお良いでしょう。 日の出前の出発となることが多いので、ヘッドランプもしくは懐中電灯の持参も忘れずに。 また12月~3月上旬は積雪や地盤の凍結の可能性があります。この場合はアイゼンの使用をオススメしており現地でのレンタルも可能です。

トレッキングシューズ

ゴアテックス性など防水第一。靴が濡れると体力や体温を奪うことにつながり楽しみも半減します。 しばらく履いていない靴は靴底に使われているポリウレタンが劣化していてソールが剥がれることがしばしばあります。 出発前にチェックしておきましょう。

レインウェア

レインスーツ・ゴアテックス製などの透湿性が高く、動きを妨げない雨具を。 春~秋の季節は、朝晩の冷える時間帯の防寒着代わりにもなります。 ※コンビニなどで販売されているポンチョなどは、役に立ちません。 休憩の際、折りたたみの傘があるとより快適に過ごせます。(歩きながらの使用も可)

服装

雨や汗でも乾きやすい速乾性重視の服装が大事。服装は、速乾の化学繊維で出来たTシャツを着用し温度によって フリース・ダウンジャケットで防寒対策をするのがオススメです。 歩くと汗をかきますし、休憩する際にはまた冷えてきますので、温度調整できる服装を心がけてください。

軍手・グローブ

暑いときは必ずしも必要ありません。(蒸れてしまいます) ですが、けが防止、かぶれ防止、そして冬の時期には防寒にも役立ちます。

ザック

日帰りの場合、ザックは25L程度の背負いやすいもの。(全ての荷物を入れて両手をあける事が大切。) 縦走など山中泊の場合ですと、40L前後のサイズが必要となります

ザックカバー 

雨の多い屋久島では必ず必要です。雨が降るとザックの中のカメラなど機器類・ 携帯電話・財布・着替え・タオルなど濡れてしまうことがあります。 ザックの中の浸水を防ぐためのザックカバーは、マストアイテムです。 (一部のザックには、ザックカバーが内蔵されています)

帽子

日よけや防寒用。帽子が飛ばされないよう紐やクリップを付けておくとよいでしょう。 夏の日差しが強い時期には、帽子の他にサングラスや日焼け止めといった日差し対策なども役立ちます。

飲み物・行動食

屋久島の登山道にはたくさん水場があるので、水分補給は天然水でのどを潤すのが一番。 その都度汲むことができるのでペットボトル500ml1本で十分です。(夏場は、2本を推奨しています) またトレッキングは有酸素運動でカロリーを消費しますので、飴やお菓子・ドライフルーツなどの行動食があると尚良いです。 暑い時期は熱中症対策で塩飴などもあると良いでしょう。チョコは溶けるのでNG。

ジッパー付袋

屋久島は雨が多く、また湿度も高いため、携帯電話・財布・カメラがザックの中でも水没してしまうことがあります。 そんな時に役立つのが、ジップロックなどです。大事なものは、二重三重に防水対策しておくことが必要です。

その他

タオル・着替え・カメラ・携帯トイレ・ヘッドランプ又は懐中電灯(11~3月の縄文杉トレッキングでは必ずご用意下さい)・ゲーターなど

よくある質問 FAQ集

Q. 屋久島へ行くのに一番いいシーズンはいつですか?

屋久島でどのような楽しみ方をしたいかによって異なります。各シーズンの特色は下記となりますので、希望の滞在方法を探してみてください! 春・秋:比較的落ち着いた天気の日が多く、トレッキングをするには暑すぎず寒すぎずのベストシーズンです。 夏:トレッキングの最中はかなり暑く感じられる日も多い季節ですが、カヤックやシュノーケルなど水遊びが気持ち良いシーズンです。 縄文杉の展望デッキや設置トイレは、かなり混雑することも。 冬:積雪するほど気温が下がる季節となりますが、雪景色の中の縄文杉トレッキング・白谷雲水峡トレッキングはまた違った雰囲気を楽しむことができます。 訪れる人もかなり少ないので、落ち着いて楽しむことができるのも特徴です。

Q. 鹿児島から屋久島までは、飛行機か高速船どちらがオススメですか?

飛行機であれば35分程、高速船は鹿児島空港~鹿児島港まで50分程・そして鹿児島港から屋久島まで2時間~2時間半となり、飛行機の方が短時間で移動できます。 ですが、飛行機の方が高速船利用よりも料金が高くなります。 そのため、予算重視・もしくは鹿児島市内にも立寄りたい方は高速船がオススメです。 片道を高速船で・片道は飛行機という行程を組むことももちろんできます。

Q. 宿の近くで、食事できるところはありますか?

宮之浦地区もしくは安房地区の素泊まり民宿にご宿泊の場合、中心部にはいくつか飲食店などがございます。 お問合せいただければ、宿より徒歩圏内にある食事処・飲食店をご案内させていただきます。 RAKUSAホテルにご宿泊の場合に限り、夕食時に宮之浦もしくは安房地区の食事処にお連れさせていただきます。

Q. 縄文杉トレッキングは、初心者の方でも参加可能ですか?

縄文杉トレッキングは、約3分の2の行程がトロッコ道と呼ばれる緩やかな傾斜の道を進むため、登山歴の有無でご参加をお断りすることはございません。 (トロッコ道終点~縄文杉までの残り3分の1ほどは、山道が続きます) ですが、往復で約22km/所要時間約12時間の長丁場な行程となりますので、運動もしくはトレッキングの経験がある方が望ましいです。 特に、夏場はかなり気温も上がりますので、歩行ペースなどが心配という方については歩きやすい春・秋のシーズンをご選択いただくか、 ご自身のペースで歩いていただけるようプライベートガイド手配をオススメしております。
(ゴールデンウィーク等の繁忙期を除く。プライベートガイドの手配は別途追加代金が必要です)。
なお10歳未満の方については、ご参加自体をお断りしておりますので予めご了承ください。

Q. 縄文杉トレッキングの際、食事はどのようにしたらよいですか?

縄文杉トレッキングは、事前にお弁当等を2食ご用意いただきます。朝食付の宿・素泊まりタイプのホテルにご宿泊の場合、朝食の提供時間外に宿出発となるため 前日までに朝食をお弁当へ振替依頼してください。 また、昼食も同じく宿に注文いただくことが可能です(昼食は別途料金)。早朝の出発時に宿のフロントでお受け取りいただき、ご出発してください。 一方、元々食事提供が無い素泊まり民宿に滞在の場合、宿でお弁当をご注文いただくことができません。 事前にご自身でお弁当屋へ注文いただくか、スーパーなどでお買い求めください。

Q. トレッキングの無料レンタルには、何が含まれていますか?

エコツアーデスクで無料レンタル対象のものは、トレッキングシューズ・ザック(ザックカバー付)・上下セットのレインウェアです。 その他Tシャツ・トレッキングパンツ・帽子・ストック・シュラフ・マットなどは、ご自身もしくは別途料金によるレンタルでご用意ください。 なお、1回の滞在中を通して同じレンタル品をご利用いただきますので、雨で濡れた場合でも交換することはできません。予めご了承ください。

Q. 宿を日ごとに変えるのは大変でしょうか?

分泊で宿を手配することはできますが、トレッキング出発の前にチェックアウト・荷物移動という手間を考えると 避けた方が無難です。その場合、宿出発の際にチェックアウトしていただき、トレッキングに必要ない荷物はガイドの車に置いてトレッキング出発となります。 (貴重品紛失などの責任は負えませんので、各自で管理してください)

Q. 飛行機・高速船が欠航になった場合、どうしたら良いですか?

出発の便に欠航・遅延などの影響が出た場合、弊社の営業時間内に振替などのご案内を致します。 お帰りの交通手段が欠航となりました場合、現地ガイドもしくは弊社より振替手続きなどのサポートを致しますのでご安心ください。
(離島手段が確保できなかった場合、屋久島もしくは鹿児島にて延泊いただく必要があるケースもございます)
詳しくは【悪天候時の対応について】をご参照ください。

Q. 保険は加入した方がいいですか?

国内旅行保険は、加入自体は任意となります。ですが、トレッキング中に手や足の怪我・骨折をしてしまう方が少なからずいらっしゃいます。 そのため、不測の事態のお守りとして、事前に加入されてのご出発をオススメしております。

※その他ご質問などございましたら、お電話もしくはこちらからお問合せください。

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