避けては通れない屋久島の雨とトレッキングの雨対策|屋久島トレッキングの豆知識|屋久島ツアー満喫ジャーナル

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避けては通れない屋久島の雨とトレッキングの雨対策

雨の屋久島トレッキング

こんにちは!当連載「屋久島ツアー満喫ジャーナル」を担当するH.I.S.エコツアー企画の丸山です。屋久島で楽しめるアクティビティと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?・・・そう、トレッキング(山歩き)ですよね。リピーターの方も多く根強い人気を誇る屋久島トレッキングですが、島の大自然を安全に楽しんでいただくには、やはり事前の準備が欠かせません。今回は屋久島トレッキングにおける一番の準備ポイント、「雨対策」についてお話ししたいと思います。


【「屋久島は雨が多い」は本当なのか?】


まずはその前に、屋久島ツアーを検討されている方、あるいは実際に参加された多くの方が思っているであろう「屋久島は雨が多いところ」というイメージが正しいのかどうかを見てみましょう。以下の表は、日本の年間降水量の多い地域トップ5です。


屋久島は「日本一」雨が多い場所だったんですね。ちなみに大都市を見てみると、東京都世田谷区が1608.4mmで516位、愛知県名古屋市が1535.3mmで562位、大阪府大阪市が1279.0mmで762位でした。4477.2mmという降水量は、実に大阪市の約3.5倍!365日で割ると、単純計算で1日あたり12mmの雨が途切れなく降り続けていることになります。


【安全にトレッキングするための雨対策】


そんな屋久島でのトレッキングでは、雨を想定した装備が必要です。こちらでは、屋久島ツアーでトレッキングを楽しみたい方におススメの雨対策をご紹介します。

服装
かいた汗をすぐに蒸発させてくれる速乾Tシャツは、体温の低下を避ける意味でもおススメ。温度調整しやすいように、シャツやジャージを重ね着するとよいでしょう。雨は冷えをもたらすので、寒い季節はフリースやダウンジャケットで盤石の防寒対策を。

レインウェア
防水性の高いゴアテックス素材のレインウェアがベスト。上下分かれているタイプのほうが着脱がしやすく便利です。透明や半透明の雨ガッパは耐久性の面で、ウインドブレーカーは防水性の面でトレッキングには不向きと言えます。

ザック
トレッキングでは、全部の荷物を入れて両手をあけられる大きさのザックを選びましょう。長時間背負うので、自分の肩や背中に合っているものを選んでください。初心者の方や体力にあまり自信がない方は、25~30リットルくらいのものがおススメです。

ザックカバー
屋久島の山林では、ザックにも容赦なく雨がかかります。中に入れているカメラ・携帯電話・財布・着替え・タオルなどが濡れてしまわないように、必ず準備をしておきましょう。カバーには、ザックが雨を含んで重くならないようにする役割もあります。

シューズ
屋久島ツアーで本格トレッキングに挑むなら、防水性が高いハイカットのトレッキングシューズが一番です。新調した場合は1~2週間ほど事前に履き慣らしておき、久しぶりに使う場合は靴底やつま先が劣化していないかチェックしておきましょう。

ゲーター
歩行中にパンツとトレッキングシューズとの間から雨や砂利などが進入するのを防ぐ泥よけです。パンツの裾汚れ防止にもなるので、雨の中でも快適なトレッキングを支えてくれます。

手袋
暑い時期には必要ない場合もありますが、ポケットに手を入れたくなるくらいの気温なら使用したほうが賢明です。雨天時の防寒対策には、ウール地やフリース地がベスト。岩場を移動する際にはけが防止にも役立ちます。

帽子
トレッキングでは傘が使えず、フードでは心もとない(邪魔になる)ことがあるので、レインハットがあると大変重宝します。夏は強い日差しを避けるためにも有効で、ゴアテックス性のハットなら、大雨に降られても安心です。

【雨と向き合い、安全なトレッキングを】


屋久島は年中雨が多く、山岳地域では年に8000mmもの雨が降るとも言われていますが、そんな屋久島でも「できるだけ雨の少ない時期にトレッキングをしたい」なら、梅雨明け直後の7月下旬~8月や秋が比較的おススメかもしれません。

トレッキング初心者の方は、登山用品をレンタルするのもひとつの手です。H.I.S.エコツアーがご紹介している[やまどうぐレンタル屋]なら、屋久島でアイテムを受け取って屋久島で返却することが可能(2週間前までのお申し出が必要)なので、最初から本格的な装備を一式買いそろえる必要もありません。安全に屋久島ツアーを楽しめるように、しっかり雨対策をしてから本番に臨みましょう!

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