「自分ごと」として防災減災につなげていきたい
- ツアー名:
- 【定員20名】現地発着バスツアー 三陸鉄道《震災学習列車》を貸切 &震災遺構・奇跡の一本松も訪問3.11を忘れない 岩手2日間
- ツアー評価:
- 時期:
- 2024年4月
- 名前:
- 赤沼奏空
「自分ごと」として防災減災につなげていきたい
いわてに足を運び、語り部の方々のお話をお聞きし、その時の状況を想像しながら実際の被災地を歩いてみなければ気づくことができなかった、貴重な体験や学びがたくさんありました。地元の方々のあたたかいおもてなしに感謝します。岩手の方々の将来へ繋ぐ思いを私も地元に持ち帰り、「自分ごと」として、少しでもふるさとの防災減災につなげていきたいです。
三陸鉄道、震災学習列車で
三陸鉄道からの海の景色がとても美しかった。鉄道が地元の人々の足として、かけがえのないものであることが分かった。釜石東中学の当時中学生だった語り部の方にどのようにして避難したのかを実際に聞くことができてよかった。三陸鉄道の方が大漁旗でお見送りしてくださって、すごくうれしかった。
津波遺構・たろう観光ホテルで
防潮堤や、たろう観光ホテルの最上階に実際上ってみて、津波がいかに高かったかを体感することができた。ビデオからも、津波のスピードや避難まで時間が限られていることが分かった。また、津波により変形したエレベーター室や階段を見て津波の威力が想像以上に強いことが分かった。まちの真ん中に野球場や道の駅が配置され、復興のためにいろんな配慮や取り組みがなされていることがわかった。
避難経路体験
地図や動画で見るよりも、実際の現地に行って避難の経路を歩けたのが、歩く時間やその時自分ならどう判断するかも考えて動けたので、すごく貴重な体験になった。中学校があった場所から第一避難所まで歩き、そこで安心せずに、さらに自分たちの判断で、さらに高所のデイサービス、自動車道まで率先避難者として歩いていけたことが、地元の人々をまきこんで、多くのいのちを救えたことがよくわかった。「ハザードマップ」「昔はこうだった」をうのみにせずに、その時の状況判断で行動をとることを、日ごろから意識しなければいけないと思った。
防災×観光 アドベンチャー体験
ほかのツアー参加者さんたちとお話しながらゴールまで進めたのがよかった。避難する時、お年寄りをおきざりにして自分だけ避難できるのか、実際に問われるとすごく悩んでしまった。高台の神社から見下ろすと、津波被害がいかに大きかったかがわかって、実際に津波被害が起きた現地を、時間を意識しながら歩いて体感することがとても大切な経験となった。
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