エコツアー体験談

【孤児院での一番の楽しみ､みんなとランチ】風景

2019年に初めてスタディツアーを知って､大好きなタイに行くのなら､保育士の資格を生かせないかなと思い､初参加｡子どもとの交流だけでなく､ガイドさんより､タイの状況を教えてくれて､私の学びとなったからです｡観光旅行だけでは絶対に行けない､一人では入れない場所にも連れて行ってくれて､4年後､クローントゥイ地区がどのように変化したのかも自分の目で見たいという思いと孤児院の子どもたちに逢いたくて､参加しました｡

タイは､電車も走ってるし､ショッピングモールもあるし､発展途上､真っ只中ですが､ ホテルから一番近い､たった一本の高速を30分ほど行っただけで､ＩＤを持たない子が生活していたり､所狭しと家が密集している地域で生活をしている子どもたちがいて､初めて行った2019年はカルチャーショックを受けました｡孤児院に預けられる子どもの状況をガイドさんから初めて聞いたとき､日本とはあまりにも異なりすぎてて､涙が止まりませんでした｡日本でもいろいろ子育てに関する事では､問題ありきの事は､ニュースなどで目にしますし､聞きますが､タイがどれだけそういう状況に陥り､子どもたちが孤児院になぜ行かざるをえない状況になってしまったのかを考えるだけでも､本当に心が痛みます｡が､孤児院でもクローントゥイ地区でも､子どもたちが手を取り合って､仲間と明るく過ごしてること､自分でやりたいという意思が強いことが一番印象に残りました｡

【はじめてのスタディーツアー2019年タイの旅】 海外ボランティアと聞くと､｢青年海外協力派遣隊」をこのメッセージを見ている人は､真っ先に思い出すでしょうか？私もそれしかないと思っていました｡この『スタディーツアー』を教えてくれたのは､20数年お付き合いしている友人から2018年に伝えられました｡とは言っても､｢高い旅費を支払わないと行けないんでしょ？｣｢長期で予定を組まないと行けないかなー｣と不安に思っていましたが､短期で行けることを知り､2019年に行こうと思い､本店がある新宿ＨＩＳのスタディツアーのブースに行きました｡窓口では､｢タイの孤児院」の事を教えてくれて､旅費も思っていた以上よりかは高くなく行く事が出来るんだと知り､窓口でタイの事を教えてもらいながら､ツアーに参加することにしました｡とは言え､保育士の資格は持っているけれど､英語もままならない､もちろんタイ語だって話せないと不安に思っていた私ですが､現地に着くと､子どもたちの方からそばに来てくれて､持っていた折り紙は､すでに取り合い(笑)､英語で書いた歌詞カードを持って歌を歌うと､手拍子してくれたりして､ちょっと子どもたちの先生になることが出来ました｡「しあわせならてをたたこう｣を歌うと､タイ語で歌ってくれました｡そのことだけでも嬉しくて､もう一回タイに戻ってくるからねと約束し､あふれんばかりの涙でしたが､子どもたちをぎゅっと抱きしめて､帰国｡ それが､2019年の初めてのスタディツアーでの体験でした｡ 【2回目のスタディーツアー あやとり大会と紙飛行機飛ばし大会】 2023年では､あやとりを200個分くらい準備して持っていき､実際に子どもたちとしてみたのですが､ちょっと難しく､タイ語を勉強しないとと反省モードでした｡しかし､歌や折り紙は､みんなで楽しめるので､日本から離れる時は､準備して持っていくと､子どもたちと楽しめると思います｡ ｢タイ語話せない」｢自分には勇気がない｣なんて思っていたら､今自分がやってみたい事がどんどん挑戦できなくなると私は､思っています｡その年代にしか経験､体験ができない事って絶対あるはず｡自分にしか出来ない事がおのずと見つかるのがスタディーツアーです｡ 特に多感な時期である､高校生や大学生の皆様にぜひ､行って頂きたい！！ スタディーツアーは､学生だけのツアーではありません｡ シニア世代の方でも体力がある方は､積極的に行って頂き､タイの魅力をたくさん感じて頂きたいです｡ どの世代であっても今､行ってみたい！！と思った時が､旅の始まり！！ タイは､今年で6回目の旅行となりましたが､今までの中で一番楽しい旅行となりました｡ 日程やお時間に余裕がある方は､孤児院だけでなく､タイの魅力をぜひぜひ感じて､帰国してほしいと思っています｡