浜通り・浪江町で人口ゼロから始まる新しいまちづくりを応援! 福島の今を知り、私たちの未来を考える2 日間|H.I.S.スタディツアー

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浜通り・浪江町で人口ゼロから始まる新しいまちづくりを応援!
福島の今を知り、私たちの未来を考える2 日間

Web募集締切:出発2日前 23:59まで
Web募集締切後のご予約はお電話でお問合せください。
【実施の可否は出発21日前までに致します。】
旅行代金:お一人様/2~5名1室利用時
※日程表スケジュールは2019年10月現在のものです。


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ミレニアム開発目標 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに 11.住み続けられるまちづくりを

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ゼロからのスタート!浪江町のまちづくりを応援しよう!

2011 年3 月11 日東日本大震災。地震・津波・原発事故・放射能汚染・風評被害と一度に複合的かつ多様な問題が福島にふりかかり、それは完全なる復興までは100 年かかるとさえ言われるほどの、まさに未曽有の大災害でした。

福島県浪江町も大きな被害の出た町のひとつ。
死者は182 名。原発事故により21,434 人の全町民が強制避難を余儀なくされました。
震災から7 年目の2017 年3 月31 日。浪江町の一部も避難指示解除を受け、本格的な復興へ向け新たなスタートを切りました。

とは言えども、解除となり居住可能となった地域は浪江町全体の中でわずか2 割。
その地域にも今はまだ4%程度の住民しか戻ってきておらず、暮らしの再生をはかる段階です。学校などの施設や、インフラの整備、産業の復興もこれからであり、帰りたくとも帰れない人々が今も多くいることが現実です。
請戸漁港
請戸漁港
しかし浪江の皆さんはこう考えます。
900 人しか戻らない、ではなく2 年かけ900 人も戻ってきた!
完全に元に戻す、ではなく、新しい価値・生き方を作っていこう!
 
人口の減少、自然災害。浪江をはじめ、福島県で起こったことは、別の地域に住むわたしたちにとっても決して他人事はない未来かもしれません。浪江の未来を考えること、教訓を生かし、考え方や姿勢を学ぶことは私たちの未来にとっても大切なことです。
だからこそ、ここ浪江で震災の現実とこれからの福島を考える、思いのある人々がつながり、集う【場】を旅を通じて作りたいと思います。
浪江の皆さんの挑戦ははじまったばかり。
まちづくりを応援し、復興・再生へ向けて共に歩みましょう!

■第1回目ツアーの様子はこちら☛前編 / 後編 ■

浪江の今を見る・知る・聞く

― 原発被害の今・浪江町を知る ―

■請戸地域の視察~風化をさせない~
原発からおよそ5Kmの請戸地域は、地震、津波、原発事故の複合災害を受け、多くの命を失いました。
家々の取り壊しが始まり、道路もきれいに整備され、本当にここで震災があったのか、ここには人が暮らしていたのか、今では見ることも出来ず、その事実を語り継ぐことが出来る人さえいなくなりつつあります。
再生に向け本格的にお互き始めた請戸漁港、全生徒が避難できた請戸小学校、共同墓地などをめぐり、震災と正面から向き合った人々、地域、歴史があることなど、「忘れてはいけない」事実と向き合いましょう。

■帰りたくとも帰れない 帰還困難区域を訪ねる
帰れないとはどういうことなのか。居住可能な地域との線引きは何なのか。帰還困難地域を訪ね、その目で現実を見てみましょう。
私たちが暮らす日本の福島という地域には、実際に、自分自身の家にも関わらず、帰ることが出来ない方がいらっしゃいます。そしてその問題はとても複雑で、「住む家がない」ということだけが理由ではありません。実際に避難をし、故郷ではない町で暮らす方にお話をお伺いし、原発問題を真剣に考えてみましょう。

■新プログラム:廃炉資料館の見学と国道6号線の通過
富岡にある東京電力廃炉資料館を訪問いたします。
ここは東京電力がが福島第一原発事故の教訓や、事故当時の様子を伝える中で二度と事故を起こさないための反省と教訓を示すとともに、現在進んでいる廃炉作業の取り組みについてわかりやすくお知らせすることを目的としています。
どこか避けていた廃炉の話、これからの未来をしっかり考える機会になります。
 
また富岡から国道6号線を通り、浪江へ向かいます。
国道6号線は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県沿岸部を南北に走る国道6号。
帰還困難区域内(福島県双葉郡富岡町の一部、大熊町、双葉町)は、停車することが禁止されています。
 
震災後8年間手つかずの場所。家々の前にはバリケードが立てられ、あの日のまま時が止まったこの地域からは人の気配はほとんどありません。
まちづくりなみえ菅野さんの案内で通過をします。
 
― 浪江でチャレンジする方とお話をする ―

ゼロからの再出発を始める浪江には、復興を目指し頑張る人や、再びこの地で暮らすことを決めた人がいます。
住民の思いを知ると共に、彼らから「これからの日本に必要な考え方、モノの見方」を学び、福島から発信する未来を共に考えましょう!
夜には懇親会を開催!おいしい食事と共に会話を楽しみましょう。

●ゲスト:「なみとも」 和泉 亘さん / 小林 奈保子さん
一部避難指示解除になった浪江町で、いろんな人が集って楽しむための拠点「ゲストハウスあおた荘」をオープン。
誰でも来られる集いの場として運営をしています。
その他、産業に関わる方や役場の方、学生さんや新社会人の方などさまざまな方をお呼びします。(3~4名予定)

語り合い集う憩いの場を。「まち・なみ・まるしぇ」でチャレンジショップ!

2016 年にできた仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」は帰還する町民の新たなコミュニティーの場を目指し作られました。毎月第2 土曜日・日曜日に開催される「まるしぇの日」には、特別イベントが開催されたり、様々な店舗が出店したりと町の皆さんが楽しみにしている特別な1 日です。

ツアーではまるしぇにて「人が集い語り合うお店・チャレンジショップ」をH.I.S.スタディツアー参加者皆さんで運営していただきます。

まるしぇに来るお客様は、浪江に戻ってきた人もいれば、戻ることは選ばず近隣の地域にいる方など様々です。
だからこそ、浪江の皆さんにはちりちりバラバラになった住民が≪再び集まり、語る場所≫が求められています。
お店では、お茶屋お菓子を提供しながら、町の皆さんとわいわいとお話をしましょう。

『じゃぁまたね!』そんな風に帰りがけにおばあちゃんたちが声をかけてくれるお店を目指します。

【お店でのプログラム予定】
①休憩していって~。浪江のみなさんとお茶を飲みながらお話しましょう。(H.I.S.が準備)
②特技を生かす!「私が浪江の皆さんにできること」なんでもOK です。
例:ネイルショップがない浪江で、ネイルをぬってあげたい。一生懸命働く農家さんに肩のマッサージを。
③お話してくれた方に≪お土産≫をお渡しします。(くじ引きスタイル!)

☆H.I.S.からも準備をしますが、もし自身が商店を営む方や、便利なものが手元に大量にあるという方、物資の援助をお願い致します!
手作りのお菓子や、地域のものなど販売もOK!
※浪江地域はもともと商業の街であり、ほか地域に比べ農家を営む人は少なく、またまだ生活の再建を図る段階の為、野菜をはじめ他の地域の食べ物や雑貨などはなかなか入ってきません。【簡易物産展】も兼ねられたらと思います!

まさに浪江の復興の中心地であり、住民の希望と始まりの場「まち・なみ・まるしぇ」。地域の人、出店をするお店の人、浪江を盛り上げようと頑張る役場やNPO の方など、多くの方と交流をする場とし、浪江の街づくりを自分事として体感できる時間を目指します。

旅の案内人と未来を共に考えるワークショップ

浪江の今を伝える案内人は一般社団法人「まちづくりなみえ」菅野孝明さん。
 
世界で一番、過酷かもしれないまちを、世界で一番、ワクワクがあふれるまちに。
この言葉を理念に、一般社団法人「まちづくりなみえ」は帰還・居住されている皆様などを訪問し、住民の皆様同士をつないで、町内コミュニティ(住民自治機能)をつくるお手伝いなど、地域づくりに関する活動に取り組んでいます。
 
そのスタッフとして菅野さんは視察・語り部育成、観光ツアー、さらには「なみえ駅近キャンプ」など住民もびっくるするようなおもしろい企画を実施。
まさにこれからの浪江町を盛り上げ、未来を切り開いていくキーパーソンなのです。
 
旅の最後には2日間で見てきた浪江の今、課題、取り組みを振り返り、菅野さんファシリテーションの元、ワークショップを開催します。
テーマは「ツアーで見て、聴いて、感じて、これから考え続けたいテーマを見つける」こと。
  
インフラ、生活施設、娯楽施設。復興へのステップが始まったばかりの浪江には、それを支える人材とアイディアがきっと必要です。
旅の中で心が動いた出来事や、うまれた浪江の方々とのつながりの中で、「自分がこれからどんな形で浪江とつながり、何を考えていきたいか」を言葉におこしてみましょう。まだまだ浪江は再建に向け始まったばかり。皆さんの関心やアイディア、声が町をつくる大きな一歩となるはずです。




●菅野孝明さん プロフィール●
1969年、川俣町生まれ。 建設コンサルタント、進学準備教育企業を経て、2012年にNPO法人ETIC.の「右腕プログラム」 浪江町復興支援コーディネーターに応募し採用される。 派遣後は、町民の広域分散避難の中での津波被災地復興および 中心市街地のまちづくり計画作成・調整支援、住民との合意形成支援を行ってきた。 2015年4月~9月まで他町村の支援のために一旦ふくしま市町村支援機構へ転職するも、 10月からは浪江町に戻り、町全体の復興事業のハード・ソフトの進行管理支援を行い、 役場内の横断調整や課題解決支援を行ってきた。現在は、2018年1月に設立した一般社団法人まちづくりなみえ事務局次長としてこれからのまちづくりに挑戦している。

廃炉資料館 6号線沿いの家 浪江でチャレンジする若者のはなし チャレンジショップ! 笑顔あふれる時間を 手作りのPOPで人を呼びます! 最後はワークショップ

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